12月31日の日記

猪年が終わりますね。
だからってワケではないのですが、猪肉を嫁経由で入手。
豚汁ならぬ猪汁を作成。
一昨日くらいに狩られた肉らしく、脂身に毛が付いてるのがなんともワイルド。
休み中でなかったら皆で鍋の具にでもと思ったが、残念至極。

まあ、レポートやれよって話。

最近読んだもの

「文学少女と死にたがりの道化」野村美月
ヒト型の紙魚と根暗文学少年の話？
いいえ違います。太宰って面白いよって話です。

嫁からクリスマスプレゼントで貰ったんで、読んだ。
本貰うのは嬉しいけど、なんだかなー。
読まなきゃいけないっていうのは嫌いです。
それでも、話題作ですものね。
手を出さねばと思っていたけど、尻を叩かれた思いですわ。
読みたいやつには読ませてやる。それでいいじゃないか（サンジさん

一応、貰った物なんで、ちゃんと感想。
毒も吐きます。嫌な人は読まないように。

悪くはなかったですよ。うん。
ただ、面白くなるまでが、ちょっち時間かかるかな。
全六章で、楽しいのと思えるのは五章後半から。
最初面白いと感じるのは、太宰の本家取りなんでなんとも。
中に入ってる仕掛けで見方が変わるのも楽しいけれど、ね。
気の短い人なら面白いところに行くまでに、飽きて読むの止めるんじゃないかと。
無駄な色気シーンと節々から香る女作家特有の臭みが感じられるのもいただけなかったかなー。
あと、食物で例えられても解らん。感じ方は人それぞれだけど。
せめて味で例えてくれ。味で。
でも敢えて例えるなら、鮭のミルクシチューみたいな感じの本かな。
もしくは、泡玉（塩味）みたいな。
味変わるからっていう単純な理由だけど。
さらにで言うなら、うま味＋すっぱい＋しょっぱい？
この評は微妙かも。
つーか、本は嗜好品で主食にしたら太りそうですわ。
あんなのに本喰われたらやってけないわ。
一食につき文庫本一つ食うとしても、燃費悪いよね。
そら、後輩捕まえて書かせたくもなる。
虫干ししたら、駆除できたりして。みたいな。
ここまでだらだら書いたには、太宰とかその他の物をあんまり読んでないんで、劣情を刺激されてるってのもありますがwww
まあ、主役級人物にそこまで素敵に惚れ込めなかったですかしら。続き読めば魅力を感じられるのかな。みたいな。
以上。